小説家になりた~い

たかしです。

第一話を読み返すと、薄っぺらい小学生の日記のような文章になっていますな-。

第二話はもっと文豪のような文章になるように工夫するぞ~

第二話 ~待ち合わせの駅で~

二人が待ち合わせたのは、彼女の住む街から3駅離れた彼が暮らす街の小さな駅舎の改札口。

彼女はいつもよりソワソワしながら電車に揺られている。

彼は駐車場に停めた車の中で、彼女の乗った電車が駅に入ってくるのを待っていた。

スマホゲームに夢中になっていた彼は、彼女の乗った電車が到着するアナウンスに気付き、慌てて車から飛び出した。

小さな駅舎ではあるが利用するお客さんは多く、彼はなかなか彼女を探せない。

人がまばらになっても彼女が現れない。遅れるとの連絡もない。電車を降りずに行ってしまったのだろうか。

しばらくすると、彼女が改札口に現れた。が、いつもと違う!

そこにいたのはメガネをかけた彼女!!

メガネ姿の彼女は少し大人っぽく賢い印象に、彼の胸はキュン。

彼女もメガネ姿を初めて彼に見られて、恥ずかしい気持ち…

彼女がメガネをかけてきたのは理由がある。普段使用しているコンタクトレンズが合わなくなって、二人で新しいコンタクトレンズを買いに行くためだ。

この駅からコンタクトレンズの店までは、車で約20分。二人のドライブが始まる。

「さっき、電車が着いてから改札に来るまで、随分遅かったね」と彼が尋ねると、「キャリーケースを持って階段を上っていた人を手伝っていた」と彼女は答え、親切な対応に彼の胸はキュンキュン。

運転してる彼は助手席に座っているメガネ姿の彼女が気になり、信号待ちのたびにチラチラ彼女を見ている。

彼女は「運転に集中して」と恥ずかしそうに彼の頬をつねる。

初春の優しい日射しが車内に入り込んで、二人の会話が弾む。

「昨日、オムライス食べたんだ」

「先週が最終回だったあのドラマ、感動したね~」

そんな、たわい無い話しをしてると、眼科とコンタクトレンズ店が併設された建物に着いた。

普段は一人で眼科に来ている彼女はいつもと変わらず受付を済ませ、視力検査の席に座った。

『待合室で待っている彼は何しているだろう…スマホでゲームしてるかな~』と彼の事を気にしながら、検査を始めた。

やがて視力検査を終えた彼女が待合室に戻ると、彼は背筋を伸ばし緊張した面持ちで椅子に座っていた。

彼女が「どうしたの?」と聞くと、「小さい頃に歯医者から怒鳴られて以来、医者全般が苦手で緊張してしまう」と彼が答えると、彼女はクスッと笑った。

コンタクトレンズを購入し店を出たのは14時過ぎ。ランチを食べようと予定していたが、意外と時間がかかりランチタイムには間に合わなかった。

遅いランチを食べようと車を走らせると、車窓の向こうにはイタリアンや洋風のお店を発見。しかし、どの店も扉には休憩中の看板。

しばらく進むと、海鮮居酒屋の電光掲示板に営業中の文字。彼女は「お魚が食べた~い」と心躍らせた。

店員が案内した窓際の4人掛けテーブルに、二人は向かい合わずに仲良く並んで座る。

メニューを見る彼女はコンタクトレンズの調子が良かったのか上機嫌で、彼にひとこと「飲んでいい?」と『グレープフルーツハイ』をおねだり。

車を運転する彼は『ウーロン茶』と『お刺身の盛り合わせ』『かぶと焼き』を注文する。

友達がドジった時の話やこれからの二人の事を話していると、窓の外の木々の間からの西日の木漏れ日で眩しくなり、ブラインドを閉めた。

2杯目の『カシスオレンジ』を飲んでいる彼女は、外が暗くなっていることに気付き、腕時計を見ると帰宅時間が迫っていた。

慌てて彼に「そろそろ帰ろ」と切り出す。

ピンク色に染まった彼女の顔をもう少し見たくて「帰るの遅れるって連絡して、もう少し飲もうよ」と彼は言う。

「あと一杯だけだよ」と困った顔で返事した。

3杯目を飲み終え、会計を済ますと、彼女は会計横の椅子に座り込んでしまった。一人で歩けず、彼が寄り添って車まで歩いた。

久しぶりのお酒を大好きな彼と飲んでいるのが嬉しくて、飲みすぎてしまった彼女。

彼女の自宅に向かう車内で、彼女は「次は私が運転するから、あなたが飲んでいいからね」と酔っぱらったおやじのように何度も言った。

次回、最終話 ~中華まんを分け合う二人~ coming soon

『第一話より短編小説らしくなったぞ!』と自画自賛する作者であった。

ネットで小説や物語とは何かを調べながら始めた、このプロジェクトもいよいよ次回で終わる。

今までの集大成として大作を書いてみせる!!

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